2021年に覚醒剤25キロを密輸しようとしたとして、警察は10月28日、密輸グループの指示役とみられる43歳の会社役員の男を逮捕しました。 覚醒剤取締法違反などの疑いで逮捕されたのは、東京都町田市に住む会社役員の菊池理容疑者（43）です。 千葉県警によりますと、菊池容疑者は2021年12月3日、仲間と共謀してアメリカ・ロサンゼルス空港から覚醒剤25キロ、当時の末端価格にして14億7500万円相当をスーツケースに隠して成田空港に持ち込み、密輸しようとした疑いが持たれています。 調べに対し菊池容疑者は「身に覚えがありません」と容疑を否認しているということです。 この事件では運び屋やその手配役として、40代から50代の暴力団関係者など、男女5人がすでに逮捕・起訴されていて、菊池容疑者は5人の指示役と見られています。