米軍艦が演習終えトリニダード・トバゴから出航 ベネズエラとの緊張高まる中

【AFP=時事】米軍のミサイル駆逐艦「グレーブリー」が30日、4日間停泊していたトリニダード・トバゴから予定通り出港した。ベネズエラ政府はその存在を「挑発」と非難していた。 「グレーブリー」は26日にトリニダード・トバゴに到着し、カリブ海における米軍の活動をめぐるベネズエラ政府との外交的対立をさらに深めることとなった。 停泊中、米海兵隊部隊は現地の防衛部隊と共同訓練を実施。これは、米国のドナルド・トランプ大統領による中南米の麻薬密輸組織に対する軍事作戦の一環とされている。 カリブ海および太平洋の公海上では、麻薬密輸船とされる標的に対する米軍の攻撃により少なくとも62人が死亡している。 またトランプ政権は、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領を「麻薬王」と呼び、その逮捕につながる情報に対して5000万ドル(約77億円)の懸賞金を提示している。【翻訳編集】 AFPBB News

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