兵庫県警宍粟署は5日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)とひき逃げの疑いで、宍粟市の会社員の男(37)を逮捕した。 逮捕容疑は4日午後10時20分ごろ、同市山崎町須賀沢の市道交差点で乗用車を運転中、横断歩道を歩いていた50代くらいの男性をはね、そのまま走り去った疑い。男性は頭などを強く打ち、意識不明の重体。調べに「シカと思って止まらず逃げた」と容疑を一部否認しているという。 同署によると、男は約20分後、市内の別の場所から「事故を起こした」との内容の通報をしており、駆け付けた署員が身柄を確保した。 現場は信号のない三差路で、男性は直進してきた車にはねられたとみられる。