今年1月に死去した元兵庫県議の竹内英明氏に関する虚偽の情報を発信し、名誉を傷つけたとして、兵庫県警捜査2課が9日、名誉毀損(きそん)の疑いで政治団体「NHK党」代表の立花孝志氏を逮捕したことを受け、県議会調査特別委員会(百条委員会)委員長を務めた県議の奥谷謙一氏がコメントを出した。 全文は以下の通り。(原文まま) NHK党代表・立花孝志容疑者が逮捕されたとの報に接し、私自身、同氏による虚偽の発信や誹謗中傷の被害を受けた一人として、安堵しております。 竹内ひであき県議は、根拠のないデマや中傷に悩まされていました。今回の逮捕によって、少しでも竹内議員の無念が晴らされ、ご家族の皆さまのお気持ちがわずかでも報われることを心から願っています。 デマや誹謗中傷は、個人の尊厳を奪う暴力であり、政治や社会への信頼を深く損なう行為です。言論の自由の名の下に行われる卑劣なデマや中傷を、社会全体で許さないという意識を共有することが必要です。 今後の捜査や起訴に向けた手続きの推移を冷静に見守り、司法の場で真実が明らかにされることを強く望みます。 竹内議員のご冥福を改めてお祈り申し上げ、ご家族の皆さまに心よりお悔やみを申し上げます。 兵庫県議会議員 奥谷謙一