「誹謗中傷受けた一人として安堵」 立花容疑者逮捕に百条委元委員長の奥谷県議がコメント

死亡した元兵庫県議の竹内英明氏=当時(50)=に対する名誉毀損容疑で政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者(58)が逮捕された事件を受け、立花容疑者に名誉を傷つけられたなどとして告訴状などを提出していた県議会調査特別委員会(百条委員会)元委員長、奥谷謙一県議は9日、「(立花容疑者から)虚偽の発信や誹謗(ひぼう)中傷の被害を受けた一人として、安堵(あんど)しております」などとコメントを発表した。 立花容疑者は知事選告示日の昨年10月31日~11月1日、X(旧ツイッター)などに元県民局長の私的情報を奥谷氏が隠蔽しているとの趣旨の投稿をして奥谷氏の名誉を傷つけたほか、同3日には奥谷氏の後援会事務所兼自宅前の路上で「出てこい奥谷」「あまり脅して自死されても困る」などと演説したなどしたとして今年6月、兵庫県警に書類送検されていた。 奥谷氏は「(竹内県議は)根拠のないデマや中傷に悩まされていました。今回の逮捕によって、少しでも竹内議員の無念が晴らされ、ご家族の皆さまのお気持ちがわずかでも報われることを心から願っています」とし、「今後の捜査や起訴に向けた手続きの推移を冷静に見守り、司法の場で真実が明らかにされることを強く望みます」などとコメントした。

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