ヤミ金融を営み法外な金利で貸し付けたとして、愛知県警捜査4課は11日、貸金業法違反容疑で、不動産会社代表高山美男(53)=名古屋市北区、自動車販売会社代表志村民雄(63)=同市千種区=両容疑者を再逮捕した。 関係先のビル一室の家宅捜索で現金計16億円余りを押収しており、同課はヤミ金業で得た可能性もあるとみて調べている。 2人の逮捕容疑は2019年4月、千種区にある知人の法務事務所で、会社員の40代女性に5500万円を貸し付け、無登録で貸金業を営んだ疑い。 高山容疑者は22年12月~23年7月、男性2人に計5500万円を貸し付け、出資法の上限の約2倍となる年利約40%の利息を受け取った疑いでも逮捕された。