トルコ検察、イスタンブール市長に懲役2000年求刑 汚職の罪で

[イスタンブール 11日 ロイター] – トルコ検察は11日、汚職の罪で収監中のエクレム・イマモール・イスタンブール市長に対し、懲役2000年超を求刑した。同氏が大規模な汚職ネットワークを率い、10年間でトルコ政府に1600億リラ(38億ドル)の損失をもたらしたとしている。ロイターが起訴状を入手した。 4000ページを超える起訴状には、イマモール氏を犯罪組織の創設者および首謀者として描いた組織図も含まれている。イマモール氏はエルドアン大統領の主要な政敵とされる。 イマモール氏は、これまで自身に対する全ての容疑を一貫して否定し、逮捕・収監は政治的動機によるものだと述べている。同氏の所属する最大野党・共和人民党(CHP)も「ナンセンス」として否定した。

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