「ランサムウェア、3万9000円から」産業化するサイバー犯罪の実態。マイクロソフトの特別部隊に聞く

アメリカ・マイクロソフト本社内に、あるセキュリティー専従チームがある。 そのチームの名前は「DCU(Digital Crimes Unit)」。30名の専門家が属する独立部隊だ。 この部隊の目的は、マイクロソフトの売り上げ向上ではない。「詐欺などを働くサイバー犯罪集団の撲滅」だ。 筆者はマイクロソフト本社で、DCUを含めた同社のセキュリティー対策とその現状を取材してきた。 そこから見えてきたのは、サイバー犯罪が国際化し、同時に「アンダーグラウンド産業」と化している状況だった。日本にも大きく影響しているサイバー犯罪の状況と、その対策の一端を聞いてきた。

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