ことし5月15日、桐生市の住宅など3棟が全焼し周辺の10棟に延焼した火事で、ブラジル国籍の女とベトナム国籍の男が現住建造物等放火の疑いで逮捕されました。 逮捕されたのは、ブラジル国籍で千代田町赤岩のバルボーザヤスダマリネス容疑者(57)と、ベトナム国籍で住居不定、無職のファムトゥアンヴー容疑者(24)です。 警察によりますと2人は、ことし5月15日午後1時半ごろ、外国籍で自営業の男性(65)が住む、桐生市東にある木造2階建ての住宅に火をつけて全焼させ、隣接する住宅と空き家も全焼させた疑いが持たれています。 この火事では周辺の住宅や物置など10棟も壁やベランダが焼けるなどしました。火事によるけが人はいませでした。警察は2人の認否を明らかにしてません。 マリネス容疑者は被害にあった外国籍の男性と知人関係とみられ、警察は、動機などについて詳しく捜査を進めています。