「犯罪に加担していると思ったうえで行った」息子をかたるウソの電話で700万円だまし取った疑い 21歳の男を再逮捕 山梨

70代男性に対し、息子をかたり「ビットコインで儲けたが、税金を支払っておらず700万円を支払わなければならない」というウソの話で700万円をだまし取ったとして、21歳の男が再逮捕されました。 電話詐欺の疑いで再逮捕されたのは、住居不定、無職の大沢結輝叶容疑者(21)です。 大沢容疑者は氏名不詳者らと共謀し、今年10月2日から17日にかけて、甲府市に住む70代の男性の自宅に息子になりすまして電話をかけました。 その電話で容疑者らは「5年前から始めたビットコインで儲けたが、税金を支払っていなかったため、700万円を支払わなければならない」などと嘘の話をしました。 このため男性は指定された埼玉県内のアパートに現金700万円を送り、18日に弁護士になりすました大沢容疑者がアパートで現金700万円が入った荷物を受け取り、だまし取った疑いが持たれています。 警察によりますと、送付先のアパートは誰も住んでいない部屋だったということです。 調べに対し大沢容疑者は「詐欺の犯罪に加担していると思ったうえで、ものを取りに行っていた」と供述しているということです。 なお大沢容疑者は、同じ男性に対する詐欺未遂の疑いで、今年10月25日に逮捕されています。 この時は、同じ手口で600万円を要求し受け取ろうとしましたが、被害者からの通報を受けた警察が「だまされた振り作戦」を行い、アパート付近で警戒、現行犯逮捕されました。

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