詐欺被害者が「加害者」に 34歳の男を逮捕

ニセ電話詐欺の被害に遭った34歳の男が、トクリュウに利用され、犯罪で得た金と知りながら金を受け取ったとして、警察に逮捕されました。 警察によりますと愛知県一宮市の男は去年12月、「サイバーセキュリティセンター」をかたる男らから「あなたのスマートフォンから情報が流出し、多くの人が被害を受けている」などと電話を受け、補償に必要としておよそ200万円をだまし取られたということです。 その後、複数の口座を作るよう命じられ、口座から口座に金を移すよう指示されていました。 今年1月に田川郡香春町の男性(50代)がニセ電話詐欺被害に遭い、男の口座に金が振り込まれていました。 警察は、犯罪で得た金と知りながら現金30万円を受け取ったとして、会社員の鷲見法正容疑者(34)を逮捕しました。 警察の調べに、容疑を認めているということです。

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