勤務時間外に通行人の女性を引き倒し重傷負わせる 兵庫県、県立病院医師を減給

兵庫県は14日、5月の勤務時間外に通行人の女性を引き倒して骨折させた県立病院の男性医師(38)を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分にした。医師は傷害容疑で現行犯逮捕されたが女性と示談し、不起訴処分になったという。 県病院局によると、医師は5月12日午後5時45分ごろ、神戸市中央区のJR三ノ宮駅付近ですれ違った50代の女性の服の襟首をつかんで引き倒し、骨盤骨折(全治約2カ月)の重傷を負わせた。 医師は当直勤務明けで、正午ごろから居酒屋などで同僚と飲酒後、1人で帰宅中だった。女性とは面識がなく、酔っていたため引き倒した理由などは記憶にないと説明。「恐怖心を抱かせ、痛みを与えてしまった」などと反省し、弁護士を通じて女性に謝罪したという。神戸地検は10月15日付で不起訴処分とした。(井上太郎)

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