【四日市】知人の男性に繰り返し暴行を加えてけがをさせたとして、三重県警四日市南署は18日、傷害の疑いで、津市河芸町東千里、土木作業員三永川祐基容疑者(37)を逮捕した。男性は死亡しており、同署は暴行と死因の関連を調べている。 逮捕容疑は16日午前3時半ごろ―同6時50分ごろ、四日市市諏訪栄町の路上で、知人のとび職堀内圭太さん(34)=同市西阿倉川=に蹴るなどの暴行を繰り返し加え、けがをさせた疑い。容疑を認めている。 同署によると、堀内さんはその後、警察に保護されたが、母親とともに帰宅。17日正午ごろ、母親から「息子が亡くなっている」と通報があった。堀内さんは「知人に殴られた」と母親に説明していたという。 県警は18日に司法解剖を実施。死因は血気胸による呼吸不全で、17日明け方ごろに亡くなったとみられる。三永川容疑者と堀内さんは直前まで近くの居酒屋で酒を飲んでいたといい、同署は暴行に至った経緯や死因との関連を調べている。