無登録で潜水艇事業などへの投資を募り現金を集めたとされる事件で、京都地検は19日までに、マネーロンダリング(資金洗浄)をしたとして、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)の罪で、コンサルティング会社の代表取締役の男(52)と、別会社の役員の男(49)=ともに金融商品取引法違反罪で公判中=を追起訴した。 起訴状によると、両被告は共謀し、2021年10月〜22年10月、国の登録を受けずに投資を勧誘して、7人に出資金計約492万円を両被告らが管理する口座に振り込ませ、犯罪収益を隠したとしている。 2人と共謀したとして組織犯罪処罰法違反容疑で逮捕された東京都新宿区の経営コンサルタント会社社長の男性(75)は不起訴処分にした。理由は明らかにしていない。 いずれも6日付。