収賄疑い医師“受け取った現金”の半分ほどは親族用パソコンなどの購入費に

東京大学医学部附属病院の医師が、医療機器メーカーから賄賂を受け取ったとして逮捕された事件で、受け取ったとされる現金の半分ほどが、親族へのプレゼントの購入にあてられていたことが分かりました。 逮捕された東京大学医学部附属病院の整形外科の医師、松原全宏容疑者は、都内の医療機器メーカーの機器を今後も使用するなどの便宜を図った見返りに、メーカーからおよそ70万円を受け取った疑いがもたれています。 これまでに受け取ったとされる現金の総額はおよそ300万円にのぼるとみられていますが、その後の捜査関係者への取材で、このうちおよそ半分は、親族のためにパソコンやタブレットを複数台、購入する費用にあてられていたことが分かりました。 警視庁は、松原容疑者の認否を明らかにしていません。

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