ルーブル美術館窃盗事件、さらに4人の容疑者を拘束 フランス

パリ(CNN) フランス・パリのルーブル美術館から宝飾品が盗まれた窃盗事件で、パリ検察は25日、さらに4人の容疑者が拘束されたことを明らかにした。 検察の発表によると、警察が新たに拘束したのは38歳と39歳の男2人と、31歳と40歳の女2人で、いずれもパリ地域在住。今回の事件では10月下旬にも別の容疑者4人が拘束されていた。 CNN提携局BFMTVの報道によると、容疑者のうち1人は今回の窃盗を実行したギャングの4人目のメンバーとみられている。10月に拘束された容疑者4人のうち3人は組織的窃盗の罪に問われ、女1人は組織的窃盗に対する共謀の罪に問われている。 事件は10月19日に発生。犯行グループはトラックに取り付けたはしごを使って窓から上階のアポロン・ギャラリーに侵入し、展示ケースを破壊して、1億ドル(約156億円)以上の価値がある宝飾品9点を盗み出した。 捜査は現在も続いているが、盗まれた宝飾品はまだ回収されていない。 宝飾品については、痕跡を残さないよう既に解体して売られた可能性が指摘される一方で、容疑者が速やかに逮捕されたことからそうなった可能性は小さいという見方もある。

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