韓国・ソウルで先月、日本人が乗るタクシーと対向車が衝突する事故があり、重体となっていた生後9か月の女の子がその後、死亡していたことがわかりました。タクシー運転手が運転ミスを認めていて、警察は逮捕状の請求を検討しています。 韓国の警察によりますと、先月21日夜、ソウルの龍山区でタクシーが反対車線にはみ出し、対向車と衝突しました。 タクシーには日本人の20代の夫婦と生後9か月の女の子が乗っていて、夫婦は骨を折るなどの重傷、女の子は意識不明の重体となっていました。 その後、警察への取材で、女の子が今月19日に亡くなっていたことがわかりました。 タクシーを運転していた70代の運転手は取り調べに対し、ペダルを踏み間違えたことを認める供述をしていて、警察は逮捕状の請求を検討しているということです。