『ぼくたちん家』登場人物が“井の頭アパート”に大集合! 索と玄一らしい公正証書

前回、幸せの絶頂のなかでパトカーに乗せられてしまった玄一(及川光博)。しかし、警察官の松(土居志央梨)が彼を呼び出したのは、遺失物届を出した亀の“ドラ”が見つかったことによるものだった。 とりあえずはひと安心……と思いきや、身分証明書の提示を求められて慌てふためく玄一の姿に松もさすがに違和感を持ったようで、とうとう彼女にもほたる(白鳥玉季)との親子のフリがバレてしまった。むしろここまで感づかないのが不思議なくらいだったが、『ぼくたちん家』(日本テレビ系)第8話では、いよいよ警察が動き出す事態へと発展する。 ただ、玄一の動きを怪しむ松は張り込みが下手すぎることもあって、アパートの大家・井の頭(坂井真紀)や索(手越祐也)にはバレバレ。早々に松の存在に気づいた井の頭は事情聴取を受けても「はいいえ」の曖昧な返事で乗り切り、索は玄一の姿を見られないように隠しながら、公正証書に書き記すことを話し合う。 共同生活のシミュレーションをするなかで、朝、絶対に飲むものや料理の好みなど、それぞれの細かいルールやこだわりに気づいていく。その違いが「おじさん」であるからだと思い込んで、いちいち卑屈になってしまう玄一に注意する索、2人のコントのような会話もおなじみになってきた。 いよいよ“かすがい”となる希望の家を探すことになる2人。しかし、不動産屋の岡部(田中直樹)からは、条件を見直すように言われてしまう。現実はなんとも世知辛い。 玄一と索だけにとどまらず、パートナー相談所の百瀬(渋谷凪咲)、ほたるの父・仁(光石研)、索の元カレである吉田(井之脇海)など、思い思いの悩みを抱えた登場人物たちが次々と不動産屋を訪れる。しかも、来る人来る人に岡部が「井の頭アパート」をオススメしまくるせいで、なんと前述した全員が同じ日に内見するため、玄一たちが住む家に集結することに。 結果として、これまで玄一と関わってきた人々がアパートの庭で一堂に会する。おまけに玄一とほたるの関係性を明らかにしようとする松まで来訪して、現場はてんやわんやになってしまう。 第6話に引き続き、関係者が円になって集まる異様な光景に呆気に取られていると、それぞれの主張がテーブルの上を飛び交う。あくまで親子のフリを頼んだだけだと松を説得するほたるに加えて、これまで玄一と索の人となりを目の当たりにしてきた岡部や井の頭は2人を擁護する。そのおかげもあってか、松は「逮捕には至らない」と結論づけるものの、玄一は事情聴取され、索の勤め先である中学校や児童相談所にも連絡がいくことに。すると玄一は、索に迷惑をかけたくないがために「別れましょう」と宣言。納得のいかない索は、玄一を連れてその場を立ち去ってしまう。 正直、松の言うことは警察という立場を鑑みれば至極真っ当だ。しかし、玄一と索の別れ話に発展したことで「私のせいですか」と泣きそうな表情で話す松の姿には、仕事上の役割を超えた彼女の人間味が溢れ出ていた。あらためて、レパートリーに不器用な警察官がいたっていい。

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