「将来何百倍もの利益が出る」高額な配当をうたい現金をだまし取ったとして会社役員の男を再逮捕 集めた金は110億円にのぼるか 被害者が語った手口とは

高額な配当をうたって自社の株式への出資を募り、現金をだまし取ったとして会社役員の男が再逮捕されました。 出資者から集めた金は110億円にのぼるとみられる今回の事件。実際に出資した男性が手口の実態を語りました。 ■セミナーなどを通して出資を募る「誘い文句」 2日詐欺の疑いで再逮捕された、IT系企業「メタモ」の代表、佐藤由太容疑者。 4年前、福岡や佐賀などの4人からあわせて1000万円の現金をだまし取った疑いが持たれています。 警察によりますとセミナーなどを通して出資を募っていた佐藤容疑者。 その誘い文句がー 「証券取引所に上場する」 「将来何百倍もの利益が出る」 ■900人以上からおよそ110億円集めたか ほかにもおよそ10人の勧誘役がいたとされる今回の事件。 900人以上の出資者からおよそ110億円を集めたとみられています。 ■「メタモ」に出資した男性が語る手口 福岡県在住の60代男性 「私が1000万円以上の被害ですね」 「ちょっと慌てましたね。帰ってくるか帰ってこないかで」 3年前、「メタモ」に出資したという福岡県に住む60代の男性。 元外交官を名乗る男性から会社を紹介され連絡したところ、次のようなメールが届いたと話します。 「アメリカのパランティア社がメタモを買収します」 「事業売却に伴って10株当たり1100ドルから1700ドルで売却される株式です」 福岡県在住の60代男性 「IRの部門から来た計算によると大体僕が投資した金額(1000万円超)では大体10億ぐらいはなってた」 しかし、株式の売却益が振り込まれる日に来たのは延期の知らせでした。 福岡県在住の60代男性 「海外のディールと交渉中であるとして、また、時折ってなんとか話が順調に進んでおります。とか言ってどんどんどんどん伸ばされて」 ■買収元とされていた会社に連絡をとると・・・ 不審に思った男性が、買収元として名前が上がったパランティア社に連絡したところ、思いもよらない回答がー

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