柳井市の元消防士長を起訴 知人のカードで現金窃盗・電子マネー詐取の罪など

ことし3月、知人のキャッシュカードを使って現金を引き出し盗むなどしたとして、柳井市の元消防士の男が窃盗などの罪で起訴されました。 窃盗と電子計算機使用詐欺の罪で起訴されたのは、柳井消防署に勤務していた29歳の元消防士長の男です。 起訴状などによりますと、男はことし3月、柳井市内のコンビニエンスストアで知人のキャッシュカードを使用し、現金5万6000円を引き出して盗んだとされています。 また、その前日に、柳井市内で同じ知人のスマートフォンを操作し、知人の電子決済サービスのアカウントから自身のアカウントに合計3万6000円相当の電子マネーを送金する旨の虚偽の情報を与え財産上不法の利益を得た電子計算機使用詐欺の罪でも起訴されています。 柳井警察署はことし4月に男を窃盗の疑いで逮捕、その後、山口地検岩国支部は、男を処分保留で釈放し任意で捜査を進めていて、先月26日、窃盗と電子計算機使用詐欺の罪で起訴しました。 山口地検は、男の認否を明らかにしていません。 柳井地区広域消防組合はことし6月、男を懲戒免職処分にしています。

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