「金に換えられるものとして、ポケモンカードを狙った」などと供述していることが分かりました。 11月、熊本市中央区にあるポケモンカードの無人販売店で商品を盗んだ疑いで、中・高生を含む6人が逮捕された事件。警察は5日、押収した盗品を公開しました。 この事件は11月14日の未明、熊本市中央区渡鹿にあるポケモンカードの無人販売店で、カード31箱、時価約80万円相当が盗まれたものです。 ケースをたたき割って商品を持ち出す大胆な犯行の一部始終を防犯カメラが捉えていて、警察は、店に侵入し、カード1箱、約15万3000円相当を盗んだ疑いで中学生や高校生を含む男6人を逮捕しています。 警察は5日、盗まれた商品のうち、男らが転売したリサイクルショップなどから押収した商品を公開しました。 【前田 美沙希 記者】 「転売先などから押収されたポケモンカード19箱です。最も高いのはこちらの金色の箱で、時価およそ15万円相当です」 また、警察はこれまで明らかにしていなかった6人の認否についても「おおむね容疑を認めている」と発表。「金に換えられるものとしてポケモンカードを狙った」などと供述しているということです。 警察は6人のうち、中・高生を含む3人が実行役で、残りの19歳の男ら3人が車の運転や見張り役をしていたとみて調べを進めています。 熊本地検によりますと、この事件で逮捕された6人全員が5日付で家庭裁判所に送致されたということです。