特養ホームで入所者の女性死亡 傷害の疑いで介護福祉士を逮捕 千葉・成田市

千葉県成田市の特別養護老人ホームで入所者の女性を殴り、重傷を負わせたとして、介護福祉士の男(48)が逮捕・送検されました。 女性はその後死亡していて、千葉県警は傷害致死容疑も視野に捜査しています。 傷害の疑いで逮捕・送検されたのは神崎町に住む介護福祉士の鹿俣欽市容疑者(48)です。 県警によりますと鹿俣容疑者は12月4日、成田市の特別養護老人ホーム「有楽苑」の居室で入所者、椿とみさん(90)の顔や頭を複数回殴り、重傷を負わせた疑いが持たれています。 椿さんは事件から4日後の8日に、成田市内の病院に搬送されましたが翌日に死亡しています。 調べに対し、鹿俣容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。 12月8日に、病院の関係者から「体に複数の打撲痕があり、脳内出血を起こしている」と警察署に通報があり、事件が発覚しました。 鹿俣容疑者は椿さんの介護を担当し、当時勤務時間中だったということで、県警は椿さんの死因と暴行の因果関係を捜査し、傷害致死の容疑も視野に捜査を進める方針です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする