宮古島市内で知人から借りた車を無免許で運転して物損事故を起こし逃走した上、知人を身代わりにしたとして、宮古島署は10日、自称宮古島市の無職の容疑者（26）を道交法違反（無免許運転、危険防止措置義務違反、事故不申告）と犯人隠避教唆の疑いで逮捕した。容疑を認めているという。 署によると、容疑者は11月2日午前8時40分ごろ、宮古島市平良下里の道路脇に停車していた普通乗用車に衝突。車を放置して立ち去った疑いがある。その後、車を借りた知人に出頭を依頼、警察官にうその説明をさせたという。 事故の目撃者や関係者への聞き取り、防犯カメラの精査などから身代わりが発覚。署は知人の20代男性についても、犯人隠避容疑で任意で捜査している。