長崎県諫早市で酒を飲んで車を運転したとして、警備員の男が酒気帯び運転容疑で現行犯逮捕されました。 逮捕されたのは、諫早市山川町に住む警備員の男(60)です。 警察の調べによりますと、男は15日午後6時20分頃、長崎県諫早市の市道で、酒を飲んだ状態で乗用車を運転した疑いがもたれています。 ■「壊れた車が走っている」 警察では通行人から「壊れた車が走行している」との通報を受け現場へ向かい、通報と似た車を発見。運転していた男に呼気検査したところ基準値以上のアルコールが検出されたため、男を酒気帯び運転容疑で現行犯逮捕しました。 ■5時間前に正面衝突事故 男は警察に発見される約5時間前の15日午後1時半ごろ、諫早市内で車両同士の正面衝突事故を起こしていました。この時も警察が対応しましたが事故によるけが人はおらず、酒のにおいはしなかったということです。 男は事故後、バンパーやボンネットなどが壊れたままの乗用車を運転していたということです。 ■「午前9時頃にアルコールを飲みまして…」 警察の調べに対し男は「午前9時ごろにアルコールを飲みまして、そこから9時間ほど経っているので、出ないと思いました」と容疑を否認しているということです。 警察では男がいつ酒を飲んだかも含め、調べを進めています。