男は公共交通機関を使い、現場から逃走していたとみられることが分かりました。 逮捕された無職の山口直也容疑者は、福岡市のみずほペイペイドームに隣接するHKT48劇場のスタッフの男性(44)の左胸を包丁で刺し、殺害しようとした疑いが持たれています。 その後の捜査関係者への取材で、山口容疑者は現場に自分の車で訪れて犯行に及んだ後、公共交通機関を利用して逃走したとみられることが新たに分かりました。 防犯カメラ映像などから判明し、放置された車を警察が押収。 車内から包丁1本が見つかっています。 山口容疑者は事件前、HKTのメンバーが出入りする場所を徘徊し、当日は「待ち伏せを繰り返すなら出禁にします」と言った男性スタッフを刺したとみられることなどから、警察はメンバーを狙った計画的な犯行の可能性も視野に動機の解明を進めています。