【速報】警察署の押収車両からバッグ盗まれる 適切な盗難防止措置せず、警部と警部補を内部処分 京都

京都府警宮津署が押収し保管していた軽乗用車からバッグなどが盗まれた事件で、京都府警は18日までに、適切な盗難防止措置をしていなかったとして、同署に所属していた50代男性警部と50代男性警部補をそれぞれ本部長注意の内部処分とした。4日付。 事件は6月22日午後9時10分ごろに発生。何者かが約3メートルのフェンスを乗り越えて宮津署の敷地内に侵入し、車庫で保管していた軽乗用車の中からバッグなどを盗んだ。府警は7月、建造物侵入と窃盗の疑いでベトナム国籍の塗装業の男(26)=兵庫県朝来市=を逮捕し、京都地検が8月に起訴した。 府警によると、署員は男の侵入に気付けず、センサーも反応しなかった。保管されていた軽乗用車には盗難防止用のチェーンが付けられていたが、車体をカバーで覆うなどの対応を行っていなかった。 警部は証拠品保管の責任者で、警部補は保管業務を担当していた。府警監察官室は「証拠品の適切な管理について指導を徹底し、再発防止に努める」としている。

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