前群馬県前橋市市長の小川晶氏が、自身が辞職したことに伴う同市長選(2026年1月5日告示、同12日投開票)への出馬を17日、正式表明した。 辞職の発端は、職員との十数回のラブホテルでのミーティングだったが、「政治家である以上、責任を果たすには、どんなに逆風でも人生をかけて、前橋市政にチャレンジしたい」と力を込め、出直しを誓った。 決意表明にあたり、SNSでも動画配信した小川氏は、深々と頭を下げた後、「市長が変わって給食費が無償になった」「言葉だけでなく本当に政策が実現できる」「市長が変わると政治が変わるんだ」と辞職後の市民との触れ合いの中で、迷う背中を押されたことを強調。 そのうえで、「みなさんとともに前橋をさらに前へ進めていきたいと思います」と力強く出馬を宣言した。