《エンジェルハースのメンバーがご遺族や故人の皆様に誠心誠意向き合う姿を、スタッフ・キャスト一丸となって心を込めて作っていますので、完成した作品を観たら私はきっとまた涙してしまうと思います》 ’26年2月13日からAmazonの動画配信サービス『Prime Video』で、世界独占配信が予定されている映画『エンジェルフライト THE MOVIE』。今年6月に映画化が発表された際、主演の米倉涼子(50)は冒頭のようにコメントを寄せていたが――。 「本作は、’23年3月から配信されたドラマシリーズ『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』の待望の続編です。NHK総合でも今年5月から6月にかけて放送され、大きな反響を呼びました。映画配信まで2カ月を切りましたが、米倉さんの動向が気がかりですね……」(制作会社関係者) 関係者が気を揉むのも無理はない。米倉をめぐっては10月11日に、麻薬取締法違反容疑で捜査を受けていることが「文春オンライン」で報じられていた。記事によれば、厚労省関東信越厚生局麻薬取締部(通称:マトリ)の捜査線上に米倉が浮上し、8月20日に自宅マンションに家宅捜索が入ったという。 「文春の取材班は6月下旬に、米倉さんがマトリの捜査対象になっている情報を掴んでいたそうです。ガサ入れが報じられる半月前にはテレビや新聞、週刊誌などのメディアにも情報が出回り、米倉さんの自宅マンション周辺には多くの報道陣が集まっていました。ですが、現在にいたるまで目立った進展はなく、米倉さんが逮捕されたといった話話も聞こえてきていません」(週刊誌記者) そのいっぽうで、米倉本人はというと――。 「8月19日の投稿を最後に、いまもインスタグラムの更新は止まったままです。文春の報道が事実であれば、最後の投稿はガサ入れ報道の前日なので合点がいきますよね。とはいえ、米倉さん側から騒動に関するコメントなども出されておらず、彼女のファンも心配しています。ただ、米倉さんはガサ入れ直後、親しい仕事関係者にかなり動揺した声で連絡していたそう。9月以降は出席予定だったイベントを立て続けにキャンセルし、7月1日にイメージキャラクターに就任した人材紹介企業のCM動画も気づけば削除されていました」(芸能関係者) 事実上の活動休止状態となっている米倉。10月11日配信の本誌記事でも、彼女が5年以上にわたって広告契約を結ぶ「楽天モバイル」に対して、米倉側が“当面の間は仕事を控えたい”と要請していたことを報じている。 さらに関心の矛先は、米倉の恋人でアルゼンチン人ダンサーであるゴンサロ・クエッショ氏にも向けられていた。前出の芸能関係者は言う。 「5年以上交際している2人は、米倉さんのマンションで半同棲生活を送っていました。仲良く愛犬を散歩させる姿もよく目撃されていたのですが、いつの間にか日本を離れていたようです。 ゴンサロさんが講師を務める都内のダンススクールは、10月12日に彼から届いたメッセージをブログで公開。彼は父と姉の体調不良を理由に母国に帰国したそうで、《来週にそれぞれの検査結果でますのでその結果で日本に帰れるかどうかを決めさせてください》と伝えていました。 ですがその後、ゴンサロさんの消息は途絶えたまま。スクールのブログでは今月16日と17日に忘年会を開いたことが報告されていましたが、記念写真に彼の姿はありませんでしたね」 15日には「週刊女性PRIME」で、テレビ朝日が年末に予定していた映画『劇場版ドクターX FINAL』の放送を取り止めたことも報じられた米倉。記事によれば、映画に合わせてドラマ版を再放送する構想もあったそうだが、ガサ入れ報道によって立ち消えになったと伝えられている。 「10月下旬には『FRIDAY』でも、テレ朝内で『ドクターX』新シリーズの構想が白紙になったことが報じられていました。民放テレビ局はスポンサーの意向に左右されやすいので、他局でもテレ朝と同じような対応が取られる可能性は高いでしょう。NHKもタレントの疑惑や不祥事には敏感ですから、米倉さんのテレビ出演はかなり厳しいように思います。 彼女は『ドクターX』で演じた大門未知子のように正義感が強いイメージを持たれていただけに、今回の報道は大ダメージ。自身が主演する『エンジェルフライト THE MOVIE』は予定通り配信されるそうですが、せめて配信開始前には何らかの説明が欲しいところです。沈黙を守ったままだと疑惑や憶測が深まり、最悪の場合は女優生命まで絶たれてしまうかもしれません」(前出・芸能関係者) ガサ入れ報道から2カ月あまり、渦中の米倉はどんな心境でいるのだろうか。