中国籍の男1人を起訴 口座乗っ取り、相場操縦 東京地検

他人の証券口座を乗っ取り、株を不正に売買したとして中国籍の男2人が逮捕された事件で、東京地検特捜部は19日、金融商品取引法違反(相場操縦)などの罪で、貴金属輸出入会社「L&H」(川崎市)代表の林欣海容疑者(38)と、法人としての同社を起訴した。 特捜部は認否を明らかにしていない。 逮捕されたもう1人は嫌疑不十分で不起訴とした。 起訴状などによると、林容疑者は3月17日、氏名不詳者らと共謀し、他人名義の10口座に不正アクセス。10口座とL&H名義の口座を使い、東証スタンダードに上場する1社の株の買い注文を繰り返すなどして株価をつり上げたとされる。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする