先月、警察官などをかたる男から「あなたに逮捕状が出ている」などとうその話を持ちかけられ、群馬県太田市に住む男性会社員(45)が現金300万円をだまし取られました。警察は、詐欺事件として捜査しています。 偽の逮捕状には、被害者の名前や年齢、住所などが書かれています。 警察によりますと、先月28日、太田市に住む男性会社員(45)に警察官をかたる男から「あなたに特殊詐欺グループの一員として容疑がかかっている。あなたに逮捕状が出ている」などとうその電話がありました。 その後、検察官をかたる男からも電話があり、「マネーロンダリングに関わっていないか調べる必要がある。逮捕されないようにするために300万円を振り込む必要がある」などと指示され、インターネットバンキングで現金300万円を振り込みだまし取られたということです。 警察は、詐欺事件として捜査していて、「警察官などが電話やSNSで現金の振り込みを指示することはない」などと注意を呼びかけています。