「信頼を回復するために何ができるのか」教職員による性犯罪受け 再発防止の研修会 宮城・石巻市

宮城県石巻市内の小学校に勤務する男性教諭が性犯罪で相次いで逮捕されたことを受け、石巻市教委は24日、再発防止を目的とした教職員の研修会を開きました。 石巻市教委・宍戸健悦教育長: 「信頼を回復するために自分には何ができるのか、1人ひとりが自らの問いとして真剣に考えて行動してほしい」 研修会には、石巻市の公立幼稚園と小中学校の教職員およそ90人が参加しました。 会では弁護士資格を持つ市の法制企画官が関係法令を紹介したうえで、教職員の性犯罪が及ぼす生徒や児童、学校行政への甚大な悪影響について講義を行いました。 参加した小学校教員: 「職員全員で当事者意識を持てるように声を掛け合って態度や行動を律していきたい」 石巻市では2025年10月、不同意性交の疑いで市内の小学校に勤める30代の男性教諭が逮捕され、不起訴処分となっています。また11月には、50代の男性教諭が性的撮影の疑いで逮捕されていて、研修会はこれらの不祥事を受けて実施されました。

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