電線大量窃盗の全容明らかに 盗んだ銅線の長さは計7500m・被害総額1000万円 警察が被害品など公開 山形県

鶴岡市内や千葉県内などの電柱から電線を売却目的で盗んだとして千葉県の男が逮捕・起訴された事件で、鶴岡警察署は26日、被害品などを公開しました。盗んだ銅線の長さはあわせておよそ7500メートル、被害総額は1000万円あまりに上るということです。 この事件は千葉県君津市杢師4丁目の自称・自営業大塚勝彦容疑者(33)が鶴岡市内や千葉県内の電柱から電線を切断し、盗んだ窃盗の疑いでこれまで7回逮捕されたもので、このうちの5件が起訴されています。 鶴岡警察署は26日、大塚容疑者が盗んだとされる銅線や犯行に使ったとみられる工具など押収物の一部を公開しました。盗んだ銅線の長さはあわせておよそ7500メートル、被害総額は1000万円あまりに上ります。 大塚容疑者はひとりで盗みを繰り返していたとみられ、道路脇の電柱に上って張られた電線をケーブルカッターなどで切断。切り取った電線はワゴン車の後部座席に詰め込んだりロープで車体に括り付けたりして運んでいました。また、電線は金属買取業者に持ち込み売却していたとみられています。 逮捕された7件の容疑のうち、千葉県と秋田県内で総額およそ570万円相当の電線を盗んだとされる3件については現在も裁判が行われています。

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