スマート農業に関する補助金およそ880万円を国からだまし取ったとして、北海道旭川市の男女3人が逮捕された事件で、旭川地検は26日、男2人を詐欺などの罪で起訴しました。 詐欺などの罪で起訴されたのは、コメの生産などを手掛ける大柳ファームの実質的経営者の岡田栄悟被告47歳と、代表取締役の大柳彰久被告41歳です。 2人は2024年4月、農林水産省の「スマート農業機械」に関する補助金を巡り、現金882万5000円をだまし取った罪に問われています。 地検は、詐欺の疑いで2人とともに逮捕されていた従業員の女性については不起訴処分としました。 地検は詳細な処分理由を明らかにしていません。