<1分で解説>ロッキード5億円「配布先」 参院選候補に各2000万円

田中角栄元首相が逮捕されたロッキード事件で、大手商社「丸紅」ルートの5億円に上る賄賂の使い道に関する一覧表の存在が明らかになりました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「ロッキード事件の新資料」を解説します。 Q ロッキード事件ってどんな事件なの? A ロッキード事件は、アメリカの航空機メーカー・ロッキード社が全日空に対してトライスター機を導入してもらうために、丸紅と一緒になって田中元首相に現金5億円を渡した事件です。 Q 今回明らかになった一覧表って何なの? A 田中元首相の榎本敏夫元秘書官が東京地検特捜部の調べに対し作成しました。1974年7月の参院選で候補者26人に一律2000万円を配布したことが実名でまとめられています。 Q 現金は本当に配られたの? A 榎本元秘書官の供述調書によると、5億円がどう使われたのかは「存じません」とした上で、田中元首相が「今度の参院選は命がけだと意気込んでいた」とも供述しました。丸紅の5億円については「ミックスされて消えてしまったのではないかと思います」と述べていました。 Q 今回の一覧表はなぜ明るみに出たの? A 毎日新聞が入手しました。刑事裁判には提出されておらず、検察内で「門外不出」とされた新資料が明らかになりました。

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