シナゴーグが火災で全焼、容疑者を逮捕 60年前のKKK事件以来 米ミシシッピ州

(CNN) 米ミシシッピ州ジャクソンにある唯一のシナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)で10日に火災が発生し、建物の内部が全焼した。当局はこの火災に関連して容疑者1人を逮捕し、捜査を続けている。動機は現時点で不明だが、米国ではここ数年、反ユダヤ主義関連の事件が相次いでいる。 ジャクソン消防局放火捜査班によると、容疑者は放火の罪に問われる見通し。現在はやけどを負って地元の病院に入院しているが、命に別条はなく、退院できる状態になった時点で米連邦捜査局(FBI)が身柄を確保する。 ジャクソンのジョン・ホーン市長によると、火災は現地時間の午前3時ごろ発生。直ちにジャクソン消防局が出動して消火した。 このシナゴーグで火災が発生したのは1967年9月18日以来。この時は公民権運動に反発する白人至上主義団体のクー・クラックス・クラン(KKK)メンバーによって爆破されていた。 米国ではここ数年、ユダヤ教徒を狙った事件が増加している。ユダヤ人の権利保護団体「名誉毀損(きそん)防止同盟(ADL)」によると、2024年の発生件数は同団体が1979年に集計を始めて以来、最も多かった。

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