【広島】羽月隆太郎容疑者逮捕の〝とばっちり被害〟に球界悲鳴…無関係選手の過去蒸し返し「やめて」

広島の8年目内野手・羽月隆太郎容疑者(25)が「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物を使用したとして、医薬品医療機器法違反(指定薬物使用)の疑いで逮捕されたことを受け、球団側は28日に全面謝罪した。ただ、SNS時代ならではの〝とばっちり被害〟もすでに発生。決して人ごとではいられない現状に日本球界から悲鳴が上がっている。 羽月容疑者は国内で未承認の成分「エトミデート」を含む俗称「ゾンビたばこ」を摂取した疑いが持たれ、27日に広島県警に逮捕された。事態を重く見た球団はこの日、「深くおわび申し上げます」との謝罪文を発表するとともに捜査への全面協力と再発防止を約束。現場トップの新井貴浩監督(48)も謝罪の上、羽月容疑者に「チームの一員として自覚を欠いた行動」「非常に残念な気持ち」との声明を発表した。 春季キャンプを目前に現役選手が逮捕される不祥事は球界内に大きな衝撃を与えた。羽月容疑者は容疑を否認しているが、すでに別の〝被害〟も出ている。 逮捕が報じられた直後からXでは、今回の事案に関わる「羽月逮捕」などのワードにとどまらず、同僚選手の名前までトレンド入り。過去の無関係のスキャンダルなどが持ち出され「〇〇は逮捕されてないからセーフ」「△△なんてかわいいもんや」などと明らかにちゃかした内容も投稿され、ファンからも「関係ないだろ」「さすがにかわいそう」と反発の声も上がった。 ただ、こうした現象は今回の広島のケースに限った話ではない。 別のセ球団関係者は「昔と違い、今はインターネットやSNSが発達した時代。情報をリアルタイムで共有できたり、自分の思いを発信できる便利な面もある」とメリットを口にした一方、負の側面によって生まれる新たな被害に警鐘を鳴らした。 「何かの不祥事が起きた時に芋づる式にまとめサイトのようなものが現れ、10年、20年以上前の全く関係ないスキャンダルまで蒸し返されたこともある。本人はとっくにペナルティーも社会的制裁も受けた。身から出たサビだとしても、それを目にした当事者の子供が学校とかでいじめられるきっかけにもなりかねない。面白半分で無関係の人を巻き込むことはやめてほしい」 羽月容疑者への尿検査では薬物の陽性反応が出ており、警察は入手ルートを含めて捜査を続けている。球春到来を告げる2月1日のキャンプイン直前に起きた逮捕劇は、球界全体に暗い影を落としている。

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