4150万円相当の金塊が詐欺被害 受け子は日本語話せず きっかけは“経済学者”らの投資話行き交うSNSだった

■2kg以上の金塊が… SNSを通じて金の投資を持ちかけ、4150万円相当の金塊をだまし取ったとして、マレーシア国籍の男が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、マレーシア国籍で住所不定・無職のウォン・ジュン・ハオ・ウィリアム容疑者(20)です。 ウォン容疑者は去年7月、仲間と共謀して熊本市に住む72歳の男性にSNSで金の投資を持ちかけ、3回にわたって金塊2.4kg、約4150万円相当をだまし取った疑いが持たれています。 ウォン容疑者は、金塊の「受け子」だったとみられます。 ■“経済学者の大学副教授”らが集うSNS 去年6月ごろ、男性のSNSに“中国人と日本人のハーフの女性”を名乗る女性からメッセージが届くようになりました。 何度かやりとりを重ねると、別のSNSに誘導されたということです。 そこは数人が会話を交わすグループトークで、“ハーフの女性”の他、“中国の経済学者の大学副教授”、“カスタマーセンターの職員”などを名乗る人物が、金の投資話に興じていたということです。 そのSNSで、“経済学者”が「資金を2.3倍に引き上げる自信がある」と持ち掛けました。 ■こうして金塊は騙し取られた “経済学者”は、男性に金を渡すよう要求しました。 「証券会社の職員が行くから。金を渡してもらったら、ドルに両替して取引口座に送金する」 男性はこの人物の言う通りに金塊を購入し、ショッピングセンターやホテルなど3回に分けて、“証券会社の職員”を名乗る受け子、ウォン容疑者に渡したということです。 こうして2.4kgの金塊、約4150万円相当がだまし取られました。 ■日本語話せず どうやって受け子を? 警察によりますと、ウォン容疑者は日本語を話せないといいます。 では、どうやって男性とやり取りしたのか? その仕掛けもグループトークにあったとみられます。 金塊の受け渡し前、千円札の紙幣番号の写真を男性に送り「この番号の紙幣を持った職員が受け取りに行くから、現場で確認してほしい」と伝えられていました。

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