組事務所から怒号 道仁会本家を家宅捜索、15年前の射殺事件めぐり

佐賀県伊万里市で2011年に指定暴力団九州誠道会(現・浪川会)系幹部が射殺された事件を巡り、福岡県警は6日、福岡県久留米市内にある指定暴力団道仁会の本家事務所を家宅捜索した。 県警の捜査員約50人が午前11時ごろ、組事務所に入った。捜索は約40分続いた。室内からは怒号が響いた。 県警によると、事務所は殺人や殺人未遂の疑いで逮捕された当時の道仁会理事長・坂本康弘容疑者(70)の関係先。 県警は1月29日、坂本容疑者と当時の道仁会系組員2人の計3人を殺人や殺人未遂などの容疑で逮捕した。 逮捕容疑は11年4月5日午後1時過ぎ、伊万里市の病院駐車場で拳銃を発砲し、九州誠道会傘下組織の男性幹部(当時57)を殺害し、男性元幹部(当時66)にけがを負わせたというもの。坂本容疑者は指示役だったと県警はみている。 両団体をめぐっては、06年の道仁会の会長人事に反発した組員らが分裂し、九州誠道会を結成したことで抗争状態となった。 07年には佐賀県武雄市の病院で一般市民が人違いで道仁会系組員に射殺されるなど、抗争終結の13年までに14人が死亡した。

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