「木くずは資源であり問題はない」 飯豊町の不法投棄事件 社長が町に主張 産廃の認可もなし

飯豊町の木質バイオマス製造施設から出た木くず82トンが不法投棄された事件で、逮捕された施設の管理会社の社長が飯豊町に対し、「木くずは資源であり問題はない」などと話していたことが新たに分かりました。 この事件は飯豊町上原の原野に2025年6月ごろと8月ごろ、おがくずや木質ペレットなどの木くずあわせて82トンを不法投棄した疑いで、77歳の会社役員の男性が逮捕されたものです。 男性は飯豊町が整備した木質バイオマス製造施設の指定管理者「中津川バイオマス」の社長を務めており、大量の木くずは木質バイオマスの製造の際に出たものとみられています。山形地方検察庁は男性について25日付けで処分保留で釈放しました。 飯豊町によりますと男性は逮捕前の2025年10月ごろ、町に対し「警察から任意で捜査を受けている」と明かした上で、「木くずは産業廃棄物ではなく資源で問題ない」「土壌の改良に使用する」と説明していたということです。 また、県によりますと「中津川バイオマス」は産業廃棄物処理に関する県の認可を受けていませんでした。認可がない場合、外部に委託料を支払って産業廃棄物を処理する必要があります。警察では男性が処理に関する費用の支払いを免れるために不法投棄を行ったとみて任意で捜査を進めています。 「中津川バイオマス」は経営難を理由に現在、破産手続きを行っているということです。

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