42年前に起きた強盗殺人「日野町事件」で、無実を主張したものの無期懲役の判決が確定し、服役したまま亡くなった阪原弘さん。 最高裁判所は、戦後初めてとみられる死後の再審=裁判のやり直しの開始を決定するという異例の決定を下し、阪原さんの家族は、この決定を仏前に報告した。 この裁判のやり直しを、大津地方裁判所が決定してから最高裁が判断するまでの期間は、7年半。 長期間を要した背景には、検察側が2度にわたって不服申し立てをしたこともあり、刑事弁護にも取り組む菊地幸夫弁護士は「検察と被告の間には、大きな力の差がある。検察側の不服申し立ては一定程度制限されるべき」と主張した。