アパートの空き部屋に現金を送らせ、愛知県碧南市の男性から900万円をだまし取ったとして、暴力団幹部の男2人と不動産会社役員の男が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、山下正博容疑者(44)ら住吉会系暴力団の男2人と、不動産会社役員の錫切義和容疑者(53)です。 警察によりますと、3人は他の仲間と共謀して、2025年4月、碧南市に住む69歳の男性に「あなたの携帯電話番号が詐欺に使用され、被害届が出ている」「示談金を弁護士に支払わなければならない」などとうその電話をかけ、2回にわたり、東京都内のアパートの空き部屋に現金あわせて900万円を送付させ、だまし取った疑いが持たれています。 錫切容疑者が不動産会社の立場を利用して、空き部屋の内見を予約し、山下容疑者らに部屋に入るための暗証番号などの情報を伝えていたということです。 すでに逮捕されている現金の受け取り役などの調べから3人が浮上し、逮捕に至りました。 3人の認否は明らかにされていませんが、同様の手口により、全国で6800万円の被害が確認されていて、警察はいずれも山下容疑者らが関与しているとみて、捜査を進めています。