26年越しの逮捕から、およそ4か月。愛知県名古屋市のアパートで女性を殺害した罪で5日、69歳の女が起訴されました。 ◇ 車内で身を隠すようなそぶりを見せる女。安福久美子被告、69歳。カメラは女の一瞬の表情を捉えていました。 安福被告は1999年11月、名古屋市西区のアパートで、当時32歳の高羽奈美子さんを殺害したとして、去年10月に逮捕されていました。 奈美子さんと面識がなかったとみられる一方、奈美子さんの夫・悟さんとは高校の同級生で、事件の5か月前に部活の同窓会で再会していました。 名古屋地検は、去年11月から、安福被告の刑事責任能力を調べるため、およそ3か月半にわたり鑑定留置を実施していましたが、刑事責任を問えると判断し、5日に殺人の罪で起訴。 2時間ほど前、奈美子さんの夫が取材に応じ、胸の内を明かしました。 亡くなった高羽奈美子さんの夫・悟さん 「鑑定留置に行っていたので、1%でも2%でも不起訴があり得るかなと思っていましたので、それは心配していたが、無事起訴できたのでよかった。なかなか反省しているところがないので、検事さんにお願いしようと思っているのは、求刑できる一番重い刑を求刑してもらいたい。謝罪はしなくていいんで、謝ってもらって奈美子が帰ってくるなら謝ってもらいますけど、そんなことは無理なので」 警察などによりますと、安福被告は逮捕直後には容疑を認め、奈美子さんと息子に対する謝罪の意思を示していた一方、その後の取り調べを拒否し、黙秘を続けていたということです。 検察は、安福被告の認否を明らかにしていません。