男子ゴルフの元世界ランキング1位、タイガー・ウッズ(50=米国)が27日(日本時間28日)の午後、アルコールまたは薬物の影響下で車を運転したとしてフロリダ州ジュピターで逮捕された。米スポーツ専門局「ESPN」など複数のメディアが報じた。 保安官によると、ウッズはランドローバーを運転してサウスビーチロードを北向きに高速で走行中、私道に入るために減速していた高圧洗浄機を積んだトラックを追い越そうとしたという。ウッズのSUVはトラックを避けようと急ハンドルを切ったが、トレーラーの後部に接触した。ランドローバーは横転し、道路を滑り落ちた。ウッズは助手席側の窓から這い出して脱出。ウッズと相手の運転手にケガはなかった。 ウッズの呼気検査ではアルコールの痕跡は検出されなかった。保安官によれば、ウッズは他の薬物検査のための尿検査を拒否したという。保安官は「それが何らかの薬か麻薬だったと考えている」と説明し、ウッズのSUVからは薬や麻薬は発見されなかったと付け加えた。飲酒運転捜査官は現場で、ウッズはアルコールの影響を受けていなかったと判断された。 ウッズが飲酒運転の疑いをかけられたのは今回が初めてではない。2017年5月には、ジュピターで、エンジンのかかった車の中で運転席で眠っているところを警察に発見され、逮捕された。その車はタイヤが2本パンクしており、前後バンパーにも損傷があった。 ウッズは、複数の鎮痛剤を誤って服用したと述べた。その後、彼は危険運転の罪を認めた。 2021年2月、ウッズはロサンゼルス郊外で単独事故を起こし、脚に重傷を負った。事故では彼のSUVが数回転し、車内に閉じ込められた。その後、右下腿の開放骨折を治療するため手術を受け、脛骨に金属棒を挿入し、足首と足にネジとピンを挿入する緊急手術を受けた。ウッズは手術後3週間入院した。 ウッズはここ数カ月、アキレス腱断裂と10月に受けた背中の手術からの回復に専念していた。メジャー15勝を誇るウッズは、火曜日のTGL決勝で1年以上ぶりに競技に復帰したが、所属するジュピターリンクスGCチームはロサンゼルスゴルフクラブに敗れた。 彼は、4月9日に開幕するシーズン最初のメジャー大会であるオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブでのマスターズでPGAツアーに復帰するかどうかを検討していた。