共産議員が“スパイやじ”問題めぐり「自民党内で不適切発言慎むよう注意があったと報告受けた」

共産党の辰巳孝太郎衆院議員は30日の衆院予算委員会で、12日の同委員会で自身が質問中、与党席から「共産党のスパイ」とやじを受けた問題について、「自民党の国対の方で、不適切な発言を慎むよう注意が行われたという報告があった」と明かした。「委員長が、これを不適切な発言と認めたということだ」とも述べた。 辰巳氏は13日の同委での質問中に、「スパイ」とのやじを受けたとして、発言者への謝罪と撤回を求め、この際、坂本哲志委員長が理事会での協議を約束していた。 一方、辰巳氏はこの日、「私が求めたのは、その委員からの発言の撤回と謝罪でありますが、声が小さくて特定できないというわけなんですが、不規則発言を行った本人は当然、自覚があり、周りも聞いたはず」として、発言者からの謝罪や撤回は受けていないとも主張。「引き続き、私からは本人からの謝罪と撤回を求めたい」と訴えた。 辰巳氏は12日の同委で、「スパイ」発言を受けた直後、「意見や政策の違う議員や政党をスパイ呼ばわりするのは、絶対に看過できない」と怒りをにじませた。また、「日本共産党は戦前、他が大政翼賛会に合流する中で唯一、侵略戦争に命がけで反対を貫いた政党です。治安維持法の元、侵略戦争や時の体制に反対した、そう疑われた、市民や学者、宗教家、日本共産党などが特高警察などにスパイ呼ばわりされ、逮捕され拷問され、命を奪われた。平和憲法のもとに設置された国会、当委員会として、このような不規則発言は看過すべきではないと思います」と訴え、発言者からの謝罪と発言の撤回を求めていた。

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