公園で飼育のサル頭数削減めぐり便宜…現金100万円受け取った疑いで市議会前議長を逮捕 鳥取・米子市

鳥取・米子市の公園で飼育されていたサルの頭数削減をめぐって、便宜を図った見返りに現金100万円を受け取った疑いで市議会前議長が逮捕された。サルの脱走問題の裏で癒着があったとみられる。 ◆現金100万円を受け取ったか…前市会議長逮捕 鳥取・米子市の湊山公園で暮らすサルたち。 春のポカポカ陽気の中でのんびりと過ごすサルをめぐり、思いもよらない事件が起きた。 7日、収賄の疑いで逮捕されたのは、米子市議会前議長の稲田清容疑者(56)。 稲田容疑者は2024年6月、当時公園の管理を受け負う事業体の代表へ便宜を図る謝礼として、現金100万円を受け取った疑いが持たれている。 当時、市議会の議長を務めていた稲田容疑者が図った便宜。 それは公園内で飼育するサルの頭数を減らすように市議会で発言することだった。 現金を受け取ったとされる3カ月後、稲田容疑者は市議会でこのような発言をしていた。 稲田清容疑者(2024年9月、米子市議会): (サルが)多すぎるのではないかと。現地にも何回も、そんなにたくさんではないが最近も見に行って、あまりいい環境ではないんだろうな。サルに話聞くわけにはいかないので。 さらに2025年3月にも…。 稲田清容疑者(2025年3月、米子市議会): 引き続いてですね、頭数抑制を確実に行っていただきたい。加えてサル舎については用途の廃止も選択肢の1つであることを私は強調しておきます。 ◆市議会で2回頭数削減求める質問…経費削減メリットか 稲田容疑者は市議会で2回、サルの頭数削減を求める質問をしていた。 実際にこのあと、約50頭いた公園のサルは37頭にまで減った。 事件の発端となった公園のサルは、これまでたびたび公園から“脱走”し住民を騒がせていた。 2025年2月、オスの「まさる」が脱走。 20人余りが捜索にあたり大捕物となった「まさる」脱走劇。 公園に近い水路でマサルを発見。 まさるは脱走から約5時間、おとなしく捕まった。 この公園は2023年以降、3回にわたってサルが脱走し、ずさんな管理体制が指摘されていた。 公園からサルが脱走したあと、市議会で削減を求めていた稲田容疑者。 稲田清容疑者(2025年3月、米子市議会): またちょっと1件も起きましたことですし、これ本当に早急な対応をお願いいたします。 サルをめぐって起きた前代未聞の事件。 警察は、当時公園の管理を受け負う事業体の代表だった70代の男について、増賄の疑いで在宅捜査を進めている。 男は、サルが減ることで経費削減のメリットがあったとみられている。 警察は、稲田容疑者の認否について明らかにしていない。 (「イット!」4月8日放送より)

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