養母のキャッシュカードを使い、現金計約570万円を窃取したとして、警視庁は9日、窃盗容疑で、東京都足立区栗原の無職高橋昭子容疑者(55)を再逮捕した。 捜査関係者への取材で分かった。「記憶があいまいだ」と容疑を否認している。 捜査関係者によると、再逮捕容疑は2022年10月~23年4月、足立区内の信用金庫のATMから、12回にわたり現金計約570万円を窃取した疑い。 同容疑者と養母の間には相続を巡るトラブルがあったとの情報がある。養母は昨年2月に死亡。自殺したとみられる。 同容疑者は昨年12月、アルミ製のパイプで、内縁の夫で無職坂元和明さん=当時(60)=の顔面を殴るなどしたとして、傷害容疑で逮捕された。坂元さんは暴行の2日後に敗血症で死亡。遺体には複数のあざがあり、坂元さんが日常的に暴行を受けていた疑いが浮上した。 東京地検は約3カ月間の鑑定留置を実施するとともに、暴行と死亡の因果関係についても捜査を継続。同容疑者が昨年10月下旬~12月20日ごろ、都内などで坂元さんに複数回にわたって暴行を加え、敗血症で死亡させたとして、今月8日に傷害致死罪で起訴した。 2人は足立区内の飲食店で知り合い、同容疑者宅で同居していた。