ゲーリー・プレーヤーは「運転手を雇え」 マスターズのレジェンドからタイガー・ウッズへ

◇メジャー第1戦◇マスターズ 初日(9日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7565yd(パー72) ゴルフの祭典「マスターズ」の開幕を告げるティショットを放つ名誉スターターの3人は、大役を果たすと3人並んで記者会見に臨むことが慣例となっている。ことしも歴代優勝者のジャック・ニクラス(6勝)、ゲーリー・プレーヤー(3勝/南アフリカ)、トム・ワトソン(2勝)が出席した会見では、レジェンドたちへタイガー・ウッズについての質問も飛んだ。 ウッズは3月に自動車事故を起こし、飲酒(または薬物)運転、器物損壊および尿検査拒否の容疑で逮捕(その後釈放)、活動休止を発表した。大会5勝を誇るマスターズのチャンピオンズディナーにも姿はなかった。 最初にウッズの話を向けられたニクラスは「彼が復帰するために必要なことは何でもするべき。ゴルフ界には彼が必要だし、我々は彼が戻ってきてくれることを心から願っているからだ」と話すにとどめたが、プレーヤーはある意味で具体的な“アドバイス”を送った。 度重なる手術を経験し、想像を絶する痛みとの付き合いの中で鎮痛剤に頼ることは「責められない」としつつ、「薬を服用した状態で運転するのは、車内でスマートフォンを見るのと同じくらい危ない。彼がするべきことはただ一つ、自分では運転せずにドライバーを雇うことだ」と続けた。 プレーヤーはこの日もオーガスタナショナルGCの1番ホールでフェアウェイど真ん中に1Wショットを運び、90歳とは思えないスイングを見せた。「私の反射神経は20歳の頃と同じくらい鋭いと思っているけど、もう自分で運転はしていない。ドライバーを雇っているよ」と、自らのポリシーにも触れながらウッズに決断を促した。(ジョージア州オーガスタ/亀山泰宏)

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