行方不明を装った事件、過去にも 秋田の連続児童殺害事件など

京都府南丹市で行方不明になっていた市立園部小の安達結希(ゆき)さん(11)の遺体が見つかった事件は、父親が逮捕される急展開を見せた。 過去にも行方が分からなくなった子どもが家族によって命を奪われていた事件は起きている。 2006年に秋田県藤里町で起きた秋田連続児童殺害事件では、当時小学4年の女児が行方不明となり、翌日に遺体が発見された。さらに約1カ月後には近くの小学1年の男児も行方が分からなくなり、その後に遺体が見つかった。 2人を殺害したとして逮捕されたのは女児の母親(当時33歳)だった。 母親は当初、自宅周辺で「子どもを見てないか」などと尋ねて回り、秋田県警に捜索願(当時)を出すなど行方不明を装っていた。母親はその後、起訴され、無期懲役刑が確定した。 09年4月には大阪市西淀川区で女児(当時9歳)が行方不明となった。家族から捜索願が出され、大阪府警は公開捜査に踏み切った。 しかし、約2週間後に死体遺棄容疑で逮捕されたのは、捜索願を出した母親(当時34歳)と内縁の夫(当時38歳)だった。供述に基づき、奈良県内の山中で女児の遺体が発見された。2人は女児を日常的に虐待して衰弱死させたとして、保護責任者遺棄致死罪で起訴され、実刑が確定した。 16年には、堺市北区で4歳の男児が3年前から行方不明になっていたことが判明。児童手当を不正に受給した詐欺容疑で30代の両親が逮捕された。 その後、大阪府内の山中で男児の遺体が発見され、両親が傷害致死罪で起訴された。【北村秀徳】

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