4月17日午前、安達優季(あだち・ゆうき)容疑者(37)を乗せた車が勾留の可否をめぐる「勾留手続き」のため、南丹署を出発し、京都地方裁判所に向かいました。 警察によりますと、安達容疑者は3月23日の朝から月13日までの間に、南丹市園部町の山林に息子の結希(ゆき)さん(11)の遺体を運び、遺棄した疑いがもたれています。 また、結希さんは、市内のほかの場所から遺体が見つかった山林に運ばれた疑いがあり、警察はこれまで、遺体が「乗り物」で転々と動かされていた可能性もあると発表していましたが、17日朝、新たに、安達容疑者名義の車が押収されました。捜査関係者によりますと、安達容疑者は3月23日に「結希さんをこの車に乗せた」と話していて、警察は、この車で遺体を運んだとみているということです。自宅の家宅捜索は16日で終わり、安達容疑者や家族の服など、30数点を押収したということです。 ■防犯カメラに容疑者が白い紙を手に店へ向かう様子が… 一方、安達容疑者は自ら結希さんの情報提供を呼びかけていました。行方不明となったとされる8日後の3月31日の午後1時前。同じ南丹市内にあるケーキ店に設置された防犯カメラには、安達容疑者が白い紙を手に車から降り、店へ向かう様子が映っていました。 ケーキ店の人によりますと、安達容疑者は情報提供を呼びかけるチラシを店に貼ってほしいと依頼。名前は名乗らなかったということです。 ■「無表情でした」特に焦る様子もなく情報提供を呼びかける貼り紙を依頼 安達容疑者は別の店にも… (貼り紙を依頼された人)「逮捕されたニュースを見て、顔が同じだった。名乗られなかったです」 ―――どういう表情だった? (貼り紙を依頼された人)「無表情でした。焦っておられるとか、急いでいるという感じでもなく。目立つところに貼らせてもらった方がいいですかと聞いたが、『はぁ』とだけしか。身内の方とかじゃなくてボランティアなのかなと」 ■少年時代を知る人「おばあちゃんと2人でいることがほぼかな」 安達容疑者の人物像も少しずつ見えてきました。安達容疑者の高校の卒業アルバムの写真。同級生によるとサッカー部に所属していたといいます。安達容疑者の少年時代を知る人は… (安達容疑者の少年時代を知る人)「親はみたことなくて、おばあちゃんと2人でいることがほぼかな。ほんまに引っ込み思案というか、よく言えば優しい。悪く言えば引きこもっちゃってる感じ。びっくり。そんなことする?」 ■「特別ケンカするタイプではなかったが…」 ただ、こんな一面について語る人もいます。 (安達容疑者の実家の近くに住む人)「特別ケンカするタイプではなかったけど、いま思うと、つめられると突然キレたなというのも印象に残っている。1回だけど、机を投げたのは怖くなった。やばってなった」 警察は安達容疑者の事件前後の足取りを詳しく調べるとともに、結希さんが亡くなったいきさつについても捜査する方針です。