大阪府警は20日、大阪市浪速区の集合住宅を拠点に覚醒剤を密売したなどとして、暴力団組員が関与する薬物の密売グループを摘発したと発表しました。 覚醒剤取締法違反の罪で逮捕・起訴されたのは、特定抗争指定暴力団「山口組」の弘道会傘下組織の組員・川上諒被告と大阪市浪速区の無職・森田大登香被告です。 警察によりますと、川上被告は今年1月、浪速区内の集合住宅で覚醒剤を違法に所持した罪などに、森田被告は去年11月、浪速区内で覚醒剤を営利目的で他人に譲り渡した罪などに問われています。 このグループが関わったとされる事件では、複数の関係先から覚醒剤約700グラム(末端価格約4000万円)などを押収したということです。 警察は、おととし7月に職務質問で摘発した覚醒剤所持事件をきっかけに上層をたどり、川上被告らが関与する薬物の密売グループを割り出したということです。 警察は2人の認否を明らかにしていませんが、薬物の売り上げが暴力団の資金源になっていたとみて捜査しています。